2014年2月20日木曜日

「 アル 」 いつまでもずっといっしょ !




 
昨年の11月20日 最愛の私の坊や 

猫のアルが車にひかれて死んでしまいました

夕方までアルが帰ってこないのに気付かないで
 
あくる朝になってから役場に電話しました
  
アルによく似た猫が収容されていると・・・

パパが引き取りに行きました  

どうかアルじゃありませんようにと祈りながら




 
。。。。  ビニール袋に入れられたアル

 
顔は見ないほうがよいと言われて 

 
パパは曲がったしっぽを見て

アルと分かったので連れて帰ってきました

 
ビニール袋を急いで取りのけて 

私は初めに顔が見たかった !

 
可愛かったお顔がつぶれてしまって・・・


体は汚れてとても可哀そうに思い


すぐお風呂場に連れて行って きれいにきれいに洗って
長男はお顔を出来る限り直してあげました
     
二晩 アルと一緒に眠りました

 
小さい時から 私とほっぺとほっぺをくっつけて

寝ていたのでそのようにしました

23日に家族みんなでお葬式をして 火葬場へ行きまた
 
パパが小枝で作った小さな十字架を首から下げて

( とっても似合っていたよ )

天国へ登っていきました

アルは神様から新しいぴかぴかの体と永遠の命をいただいたのです !

あの日から 今日で3か月がたちました
   
私の中ではまだこの現実を受け入れられないでいます

「 ぽっかり空いた穴 」  

それは何によっても埋めることはできません

「 ぽっかり空いた穴 」はアルちゃんの形をしているんだって


と次男が教えてくれました

パパはアルちゃんは優しい子だから 

ママが泣いていたら心配するよって言います


けれど もうしばらく私を悲しませてください

この悲しみの部屋から出たくありません

アルはどこにいるのかな ?
   
  
泣いていると そこでアルに会える気がします
    
    
アルの可愛いお顔 ふわふわしたお腹 曲がったしっぽに触りたくて
   
    
その姿や声やお日さまと土と青草の良い匂いを一生懸命探しているのです

 
「 悲しみ 」 は何のためにあるの ?

たくさん 悲しんで 悲しんで そして立ち直ったら

今度は 慰めを必要とする人にやさしく寄り添ってあげるためでしょうか 

今までとは違う生きる意味を見出すためでしょうか



アルは 私たちにたくさんの幸せと笑顔をくれるために 
  
  
神様のところからやって来た素直で無邪気な天使でした

これからもこんなにかわいい子といっしょに



暮らしていけると思うと楽しみにしていましたが
2歳5か月という短い日々を精一杯いっしょに生きてくれました

 

「 ママ 僕はここにいるよ ! 」


「 ママの可愛い坊や 目には見えないけれど いっしょにいるのよね ! 


ママもアルちゃんのように
誰かを笑顔にしてあげられる人になりたい 」

 
私が天国へ行ったら 一番先にアルが走ってきて

迎えてくれるでしょう
 
そうしたら この手でぎゅっとアルの体を抱きしめて 

沢山キスしてあげるからね !
  
   
そうして ずっとずっと永遠にいっしょにいましょうね !

 
       
今 我が家の庭は 


冷たい白無垢のふかふかの綿毛が敷きつめられ
  
  
その上に 真理を射抜くような鋭い光の粒が


ちりばめられています

  
ダイヤモンドよりも透明なそのきらめきを  

まぶしくて見続けることができないで


光景を 素早く心に取り込んだら 目を伏せてしまいます
その真白いお布団の下には
アルの大好きな遊び場だった 青草の庭があります


この世界でどんな事が起こっても 春が巡ってきます
  
  
明るい色の 絵の具をのせたパレットを広げたように
  
  
かわいいお花たちが はにかんにかみながら 

咲いてくれる春もどんな季節も


かわいい子がいないと思うと


たまらなくさみしいです



 ★ アルが 我が家へやって来たいきさつは
 「 アル坊や 」 を読んでください。


アンティーク パストラーレ
http://antique-pastorale.com

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