2015年4月29日水曜日

猫ちゃんたちの春が来た


 ピーピーピーピー / ピッコロみたい  


ホーホケキョ / アッ ! 今日初めて上手に鳴けたのね

目の前の木をエゾリスが駆け登り 枝から枝へとすばし

こく飛び移っていきます

こちらの木には アカゲラがいます

空は青く  風は甘く ほわほわ ふわーり ~

近頃 気温がぐんと上がったせいで

 最後まで残っていた雪も解けて土の中で眠っていた 

草花たちが 続々と顔を出してきました

毎日 うれしい発見に 心がうきうきします







 マロンが枯草のベッドに身体を投げ出して

お日さまの光を浴びて満足そうにまどろんでいます

どんなふうに気持ち良いのかしら?

私もマロンの隣に寝そべってみました・・・

それは地球のベッドで 大地の懐は

 神様の深いご愛の温かさで満ちています 







家には まだ2匹の猫がいるんですよ !

13歳の姉妹で 生まれてすぐに

役場で保護されていたのを

引き取って育ててきました

茶トラはマロン 黒がちの三毛がミトンです






今まで 猫ドアを通って外への出入りが自由でした

冬以外は 何をしているのやら 

ほとんど一日中外にいて

お腹がすいた時だけ家に帰ってくるという

 優雅な日々を送っていました

しかし 昨年11月のアルの車の事故以来 

猫ドアは閉ざされ家の中だけで飼うことにしました

猫にとっても 私たちにとっても あんなに悲しいことは

2度と起こしてはいけないからです

長い冬の間中 朝も昼も夜も 暖かな部屋の

お気に入りの場所で 丸まって 眠り続けていたのに

4月になったとたん ソワソワし出し

 ニャーニャー鳴きながら

外に出られるところを探し始めたのです

「 どうして 春が来たことがわかったのかしら ! ? 」






猫が外にいるのを見るのが好きです

生き生きして 気持ちよさそうで 幸せそうだからです

初めから家の中で飼っていたのではないため

外が どんなに魅力的なところか知っているので

 可愛そう・・・・

何か良い方法はないかと考えて 

ハーネスを着けてお散歩することにしました

猫のお散歩は 思いのほか楽ちんです !

少し歩いては 鼻をひくひくさせて風の匂いを嗅いだり

小枝に顔をこすりつけたり 草を食べたり 

日向ぼっこをしたり・・・・・・・

猫にとって この庭は 私が思っているより

ずっと広くて素敵な所なんでしょう

猫には時計は必要ないみたいです

自然のちょっとした変化を五感で

感じるままに行動するのです

自然と一体というか  自然の一部分というか

それに比べたら 人間はなんと時計の

言いなりになっているんでしょう

あの数字と針の奴隷みたいです

自然の美しく静かな囁きに耳を傾けず 

せかせかと動き回っています

いつから 本当に大切なものを見ることを

忘れてしまったのでしょうか ?

猫は いかに生きるべきか 

どうしたら楽しくて幸せになれるかを心得ています

猫ってすごいなぁ 猫はいいなぁ 猫に見習いたい

 猫になってしまいたーい  ! !

    



ハーネスのお散歩は 一匹ずつ20分くらいを

朝と午後の2回です

ひもを無理に引っ張ってはいけません

猫の好きにさせて 私は静かに後をついていきます

マロンは 時々上を見上げて

 傍らに私がいることを確かめて満足げです






めったに外に出なかった私にとって 

このプチ散歩は 良い傾向だと思っています

日の光を浴びて おいしい空気を吸って 

そよ風に吹かれていると

何だか 元気になれそうな気がするのです





もうすぐ 私のプチ散歩用の帽子が出来上がってきます

とても楽しみなんです ! !


アンティーク パストラーレ
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2015年4月10日金曜日

チョコレートのイースターエッグ






           チョコレートと飴細工のイースターエッグ。長男が作りました。


ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24スプリングソナタ
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
1970年6月



 Antique Pastorale

    
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2015年4月5日日曜日

春のセッティング


春のホームページの写真を撮りました



ショプのホームページに春らしい写真をのせるのに

ピンクのバラを1本買ってきてもらって撮影しました

1本に5つの花がついています




今日は復活祭でみんな教会へ行き

私はいつものようにお留守番です

撮影で使ったバラはテーブルの上とおトイレに

そしてひとつをフラワーピンに入れて胸に飾ってみました

明るいピンク色と新鮮でういういしいほのかな香りに

幸せを感じました


このフラワーピンはもとはブルトニエールといって

男性のジャケットの襟のボタンホールに挿す小さな花束のことです

あのアガサクリスティーの名探偵ポアロがいつもつけていますね

今日使ったのはビンテージのカトラリーを利用して作られたものです

お花がしおれないように水を入れられるようになっています

6個新入荷しましたので ショップに早めに出品しますので

少しお待ちくださいね

明日あさってイースタータイムセールがありますのでショップをのぞいてみてください



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     今年も猫ちゃんたちの春が来ました


ミトンが昨日しきりに 玄関に行って隙間から外をのぞいています

暖かくなって外に出たくなったのかな

ここのところ足腰が弱くなって

高いところに登ったり降りたりができなくなかったミトンが

外に出たいって

パパと息子がマロンも一緒にお散歩させてあげました

いつもなら雪を見ただけで回れ右だったのに

昨日は雪の上を歩きました

その逆にマロンはすぐに帰りたくなったので

写真に写っていません

ミトンもマロンも元気でしあわせでいてほしいです

 Antique Pastorale

        
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2015年4月4日土曜日

イースターの望みに バッハ 主よ人の望みの喜びよ マイラ・ヘス


バッハのカンタータのコラールより 主よ人の望みの喜びよ
 マイラ・ヘス編曲 ピアノ



      

 賛美歌第2編228番 「 心に主イエスを 」 
 ( バッハのカンタータのコラールを賛美歌として訳したものです。)

1                                                          2
主イエスはわれらの こよなき喜び                  心に主イエスを 宿せるわれらは
日ごとに夜ごとに 力をたまわる                    悩みの時にも 慰めたまえり
わが主は愛持て われらをあがない                  主こそはわれらの 望みぞ宝ぞ
その身を与えて 救いたまえり                         いかなる時にも 主より離れじ


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私の望みはイエス様にあります

愛する人を亡くして悲しくて寂しいとき

私の望みはイエス様にあります

なぜなら イエス様は罪と死に打ち勝ち

よみがえられたからです

信じる私たちも 罪の滅びから

永遠のいのちを与えていただきました

今いる世界は仮の宿なのです

やがて その日が来て 天に移される時

私を愛してくださった イエス様にお目にかかる

そして 先に天に昇った

懐かしい愛する人たちに会う

もう私たちを引き裂くものは何もない

そこには 痛みも苦しみも悲しみも死もない

私の望みはイエス様にあります

2015年4月2日木曜日

聖金曜日ですね。 バッハ マタイ受難曲 カール・リヒター 


30年前。御茶ノ水のクリスチャン新聞で働いていたとき

当時のパイオニアの会長、松本望氏から

結婚のお祝いに、マタイ受難曲の音楽会のチケットをいただきました。

主人と二人で行ったのですが

あろうことか途中で二人とも頭痛がしてきて

帰るときに喧嘩になってしまった苦い思い出があります。


その後、バッハを尊敬してやまない親友から

マタイ受難曲のカセットテープと楽譜をもらったのですが

そのままにしてありました。


けれど、今なら素直な気持ちで聴くことができます。

イエスさまのご受難日に

親愛なる皆様とともに心と魂を傾けて味わえたらと思います。

カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団 1958年

日本語の字幕つきでお届けします。
ちなみに3時間半ほどの大作ですのでお楽な姿勢でどうぞ



第一部



第二部




バッハのマタイ受難曲 (Matthaus-Passion) は新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にし、聖句、伴奏付きレチタティーヴォ、アリア、コラールによって構成された音楽作品である。BWV244。台本はピカンダー(Picanderは「かささぎ男」という意味の筆名であり、本名クリスティアン・フリードリヒ・ヘンリーツィ、あるいはヘンリーキ)による。正式なタイトルは「福音史家聖マタイによる我らの主イェス・キリストの受難Passion unseres herrn Jesu Christi nach dem Evangelisten Matthaus」となる。

 第一部
  1 導入の合唱
  2 十字架の死の予告
  .3祭司長たちの合議
   4 香油を注ぐベタニアの女
   5 ユダの裏切り
   6 晩餐
   7 オリーブ山にて
   8 ゲッセマネの苦しみ
   9 捕縛



 第二部

    1 人気なき園に花婿を探すシオンの娘とエルサレムの娘たちの同情
    2 大祭司の審問
    3 ペテロの否認
    4 ユダの後悔と末路
    5 判決
    6 鞭打ち
    7 十字架の道
    8 十字架上のイエス
    9 イエスの死
    10 降架と埋葬
    11 哀悼

         ウィキペディアより引用しました。


いやー 字幕つきは良かった! ! 名盤らしいけれどそこまで分かりませんでした。


 Antique Pastorale 

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2015年4月1日水曜日

冬よさらば ! !  ベートーベン 悲愴 ケンプ



まだまだこちら北海道ではストーブが欠かせませんが

庭の雪はすごいスピードで減っていますし

気温10度を超える日があったりしています。

もはや 冬よさらばです
! !

こんな情景に出会えるのもあと少しです




こうして目をつむれば 神様とお話できる

こうして目をつむれば アルに会うことができる




目で見えるものだけが存在するのではありません。

目には見えないものが 本当は大切だったりするのです。

そっと 目をつむってみてください

そして あなたにとって大切なものを探してみてください。



今日から4月 新学期のスタートですね。
私のブログも いつもとは 少し違った感じで書いています。
私のブログを読んでくださる親愛なる皆さまと
音楽をご一緒に楽しんでいただきたいと思います。


第一回目は 
ベートーベン ピアノソナタ第8番 「 大ソナタ悲愴 」  第2楽章 です。

私が一番好きなピアニスト ウィルヘルム・ケンプの演奏でどうぞ。





ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンピアノソナタ第8番ハ短調作品13『大ソナタ悲愴』Klaviersonate Nr. 8 c-Moll "Grande Sonate pathétique" )は、ベートーヴェンが作曲した10番目の番号付きピアノソナタであり、初期を代表する傑作として知られる。ベートーヴェンの三大ピアノソナタにも含まれる人気曲である。全楽章とも有名。


『大ソナタ悲愴』という標題は、ベートーヴェン自身が名づけた数少ない標題の例として知られる。ベートーヴェン自身が楽曲に標題を与えることは珍しく、ピアノソナタのなかではほかに『告別』があるのみで、その他の標題(『月光』など)はベートーヴェン以外が名づけている。したがって、この標題には特別な意味があるとみなされることも多い。

この曲はそれまでのピアノ曲とは異なり、人間的な感情の表現が豊かになっている。そのような点で、ロマン派音楽のピアノ書法の原点のひとつとみなすことが可能であり、また、ピアノのロマン的な特性を利用することに成功した初めての曲と言うこともできる。

ウィキペディアより引用しました。


ヴィルヘルム・ケンプ(Wilhelm Kempff, 1895年11月25日-1991年5月23日)は、ドイツのピアニスト、オルガニスト、作曲家、教育者。

アルフレート・ブレンデルはマルチン・マイヤーとの対談集「The Veil of Order(2002年)」で、「(ケンプは)まさしくそよ風で鳴るエオリアンハープのように、心の赴くままに演奏した。あなたはそれが(霊のように)どこから生まれどこに行くのか知らない。」とする一方で、ケンプを彼の世代で「もっともリズミカルな」ピアニストとみなし、リストのピアノ曲「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」(1950年、英デッカ収録)をミスタッチなしで録音することに成功した最初のピアニストとして評価している。

1991年5月23日、イタリアのポジターノでパーキンソン病のため95歳の生涯を閉じた。その数年前の引退の際には「もう私は、病気のため弾けません」であったと伝えられる。

ケンプは親日家であり、1936年の初来日以来、10回も来日した同時代の「巨匠」は他にいなかった。

ウィキペディアより引用しました。

 
 Antique Pastorale


 
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