2014年12月20日土曜日

パパ 生きていて良かったね





今年もクリスマスがやってきました。

でも、私の心には沸き立つような喜びがありません。

きれいな飾りもおいしいご馳走もプレゼントもいらない

ただ、家族と共に静かに過ごしたい。




今年5月13日のお昼頃、パパがトラクターに引かれてしまいました。

骨盤がボロボロになりし出血多量で重体でした。

そんなことも知らず

その時間私は猫ちゃんたちのお散歩をしていたんです。

家族の承諾を待たずに適切な処置が行われ命が助かりました。

その後、感染症で苦しんで4度の入院と2度の手術をしました。

2度目の手術ではまだ骨がついていないのにボルトを外して

ひたすら膿を洗い流すというもので、歩けなくなるかもしれないと言われ 

 心配しましたが、幸い杖をついて歩くことができるようになり

11月に退院しました。





長かったですね

いろいろなことがあって必死で乗り越えてきた感じです。

朝起きたら着替えもできないうつ病の私が毎日2時間近くかけて

病院に通ったなんて信じられません

自分の体がぎりぎりで辛くて病院で泣いてしまったり

帰り道で死んでしまおうかと思ったり。

その後に37度の熱と頭痛が1か月以上続き、薬疹も出て検査で

神経から来ているのではとのことでした。

身体が悲鳴を上げていたんだと思います。

そんなこんなで 先月今度こそパパが家に帰ってきてくれました。

ほっとしました。



でもでも、心の方はついていけなくて 些細なことで激怒したり叫んだり

頭の中が混乱してせっぱ詰り、危機を感じて入院するつもりでした

しかし、二人の息子たちの力を借りて家で静養することにしました。

何を見ても心は癒されず頭の中の血管が詰まったように重苦しく

灰色の雲がのしかかっているかのようです。とても疲れています。

実は、心の健康はパパも同じで、体の中の火が消えてしまったようだ 

 と言っています。身体が思い通りに動かず、痛みが全然取れないこと、

焦り、将来への不安があるのです。

二人して病んでいては困ったことです

パパも私も時間が必要なんです。長い時が・・・・

今は何をしてもだめでもいつか元気が戻ってくると信じてみようと思います

「 泣くに時があり 笑うに時があり 」 ですもの






今年は庭によくエゾリスがやってきます。

猫ののマロンやミトンもいます。

優しく寄り添う息子がいます。

感謝です。





主は私の牧者であって


私にはとぼしいことがない


主は私を緑の牧場に伏させ


いこいのみぎわに伴われる


主は私の魂をいきかえらせ


み名のために私を正しい道に導かれる


たとい私は死の陰の谷を歩むとも


わざわいを恐れません


あなたが私とともにおられるからです


あなたのむちとあなたのつえは私を慰めます


あなたは私の敵の前で私の前に宴を設け


私のこうべに油を注がれる


私の杯はあふれます


私の生きている限りは


必ず恵みといつくしみが伴うでしょう


私はとこしえに主の宮に住むでしょう  


                                   詩編23篇



パパは事故にあう直前の礼拝の時この詩を暗唱していたのだそうです。

よく知られた聖書の箇所ですが度々助けられるすばらしいみ言葉です。




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