ユーチューブで バッハのカンタータの中の有名な 「主よ人の望みの喜びよ」 をいくつか聞いてみて
これなら今の私には丁度よさそうと思ったものを見つけたものですから・・・
教会の奏楽をさせていただいていたときには 簡単なものを使っていたのですが スコアを無くしてしまって探していたのです
マイラ・ヘス編は それはもう弾きたくて仕方ないのですが 長いブランクと 今のこの低意欲では 弾きこなすことは出来なくて 残念ながらそのままになっていました
でも いつかは弾いてみたいのです
数年前に 30年ぶりくらいでしょうか 突然 ピアノの先生から電話をいただきました 東京の母から 私がうつ病だと聞いて 心配してかけてきてくださったのでした
「 なにやってるの ! ピアノ弾きなさい ! 童謡でもなんでもいいじゃない ! 」
厳しい先生でなければ言えない ありがたい言葉でした
そうです 私には ピアノがありました
この病気になって しばらく ピアノを弾く気力はなく 無理に弾こうとするだけで苦しくなってしまうのでした
でも ピアノは静かに待っていてくれました
ポロンポロン やっていると 音楽ってやっぱりいいなぁと思います
ピアノを習わせてくれた父にも とっても感謝です
幼稚園の年長さん 5歳になったとき 父が銀座のヤマハへ連れて行ってくれました
ある一台のピアノの前に来たとき父は 「 これが園子のピアノだよ 」と言いました 椅子はどれにする?と言うので 私は丸いえんじの椅子を選びました
なんでもすぐに忘れてしまう性質なのに この時のことはよく記憶に残っています
練習はしない お稽古をすっぽかす いやでいやで 先生のお宅の玄関で泣いて抵抗するなど 悪い生徒でした
ピアノと音楽の魅力に気づいたのは社会人になってからなのです
さあ 明日が楽しみです
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